ちょっと、心にくるものがあったので、お二人のコメントを書き起した。そういうメモ。
「ネットが好きなもので」は使えるフレーズ。
第六回 声優アワード 富山敬賞 堀内賢雄さん 受賞コメント
ただいまご紹介に与りました、堀内賢雄と申します。
まさか自分がこのような名誉ある賞を頂けるとは夢にも思っておりませんでした。
新人時代、仕事をすれば必ず居残り。
笑えない、泣けない、リアリティがない、
いつも演出家に
「もっとハートをいれろ! ハートをいれろ!」
と言われながら30年。
私はその時、あの、この富山敬さんと一緒の事務所に所属しておりまして、
どれだけ富山さんに励まされ、
そして富山さんに一歩でも近づこうと努力して参りました。
一つ言えるのは、
一歩一歩、着実に、前へ、演技者として前へ進めば、
必ずこのような賞が頂ける。
僕はそういう事を後進達に伝えていきたいと思います。
ハートがあればなんとかなる。
これは皆富山さんが教えてくださった言葉です。
今日はこの賞を私自身、しっかりと受け止めて、これからも役者として、そして人間として、大きく成長したいと思います。
そして私は30年、大平透さんは60年。
まだまだ私には30年あります。
これからも頑張っていきたいと思います。
ありがとうございます。
第六回声優アワード 主演女優賞 悠木碧さん 受賞コメント
はい、えー、このような名誉ある賞を、
あ、と言いますのも、
えー、声優アワードを、ですねずっとあの一代目の頃から、わーすごいなーと、思って、
主演女優賞とか、その他賞をとられた方々を、あの、拝見させて頂いておりました。
ネットが好きなもので。はい。
で、ずっとこうして見させて頂いて来たんですけれども、
まさか自分が、同じ賞を、あの、受賞できる日が、来るなんてと思って。
でも未だに、自分が、とれているという自覚がないと言いますか、
あのー、本当に私で良いのかな? っていうような気が、していまして、
で、なんで今回ここに立たせて貰えているのかなと考えた時に、
あのー、凄く沢山の人に、大事に大事に、愛して貰ってきたんだなーっていう風に、
これを今頂いて、あの、一言渡す時にも頂いて、なんとなく実感しております。実はその、
出てくる時に、事務所の後輩なんですけれどもお姉ちゃんみたいな茅野さんがですね、
私の髪の毛を直してくれて、木村さんが「頑張って来いよ!」って言ってくれて、
もうここだけでも本当に沢山の愛を、頂いて、います。でですね、やっぱり、その、作品を作っていく上でも、まだ全然至らない、処が沢山あって、
表現力としてもきっと、できない、最低なんじゃないかなって思うんですけれども、
でもそこにプラス、皆さんの愛が加わって、また投票して頂いた方々の、愛が加わって、
なんとかここに載せて頂いていると、なんとなくそう、思っています。
えー、やっと実感が、わいてまいりました。
なんか私、とっちらかった事を言っててすみません。
でも本当に、あの、皆さんの愛で、悠木碧は今成り立っています。
これからもですね、愛される私でいられるように、えー精進していきます。
そしてまた、あの、皆さんにその愛全部返しきれなくなってしまうので、
それは、作品への愛、また、あのエンターテインメントとしてですね、
作品の中で、お芝居して、楽しんで、貰える、処に、もう愛を掛けていきたいと思うので、
本当にありがとうございました。